女性の社会参与を早急に高めるために
2025年11月22日(土)

コテンラジオをつくっている株式会社COTENが
提供する女性の社会参与の音源全28エピソードを
まずは一巡ほど聴き終えたので二巡目に入りました。
先日のブログの中でも書いたとおりですが
男性はアンラーニングのつもりで聴いてもらいたいと
スピーカーの深井さんが言っていた通りでして。
自分のなかにもある男性は○○で女性は○○というのは
刷り込まれたイメージでしかなくて、しかも歴史的には
かなり新しい性別像なんだというは衝撃の事実でした。
COTEN代表の深井さんがこの音源サイトで綴っている
「日本の生産年齢人口は未曾有の速度で減少しており、
管理職層がどこでも足りない。なのに、管理職層に女性が居ない。
男女両方から管理職層を確保しなければ、日本企業が
世界と戦えるわけがありません。」と紹介しているのですが
その理由がエピソードを聞き進めるうちによくわかりました。
「人文知を用いた構造的アプローチで、企業が実践できる
指針をつくりました。社会学・生物学・法制度を横断的に調査し、
構造の奥に潜む要因を特定し、「歴史の再現性」の視点でまとめた提言です。」
と言い切れるのも、全エピソードを聞いてよくわかりました。
男性も女性も同じく等しく社会に参与できるようになるには
規範意識が変わらないと実現されないというのも納得です。
規範意識を変えていくためには構造的な理解が必要でして
そのためには歴史から学ぶことで見えてくるものがあって
当たり前と思っているのが思い込みだったと気づけますね。
今回のCOTENの女性の社会参与についての調査報告は
ビジネスの世界である程度の企業が先陣を切っていって
社会規範を変えていこうという提言をするためのものですが。
子どもの頃に古い社会規範をすっかり洗脳されて
育ってきた私には、今回の報告音源を聴いていなかったら
その古い規範が塗り替えられるのは嬉しくないでしょう。
自分自身が偏った見方をしているということに
気づかないままでいるでしょうし、偏見に基づいて
変化に抵抗しようとしていきそうだっただろうと思います。
でも構造理解をすることで認識は変えられますね。
そしてこの認識を変えることは坊さんとしてお寺を
預かっている立場としては知っておくべきですね。
二巡目に入って最初のダイジェスト音源から聞き直すと
最初に聴いたときには「へ〜」としか思っていなかった話が
解像度を上げた理解ができることを感じています。
二巡目にも入って聞いてほしいと言っていた意味を
確かに感じているところですし、今回は前よりも
じっくりとゆっくりと聴いていきたいと感じています。
過去にクルーになってCOTENへの支援をした人からの
紹介でないとこの配信を聴くことができない仕組みですが
もしもそのチャンスが巡ってきたらぜひ聴いてください♪