郊外の墓苑でお墓の潮流を聞く
2025年11月11日(火)

今日は平日ですが遠くの墓苑に納骨に伺いました。
ご夫婦と3人のお子さまがお参りにいらしていて
お仕事と学校はお休みにして来られていました。
お祖母さまが生前に購入されていたお墓でして
「近くに買ったからね」とおっしゃっていたのが
子や孫ではなく自分の家の近くだったらしくて。
まさかそんなことだとは思っていなかったので
お墓参りしようと思ったら車で高速を使って
お参りするのに一時間くらいかかるそうです。
墓苑の方に墓石を動かして開けてもらって
納骨していただき、墓石を元に戻してもらって
からお墓の前で納骨のおつとめをしました。
割と新しめの墓苑なのですが予約済みの区画が
たくさんあるので、納骨がすんでから墓苑の方に
お話を伺うと「残りは少なくなりました」とのこと。
墓苑には竿石を据えた和墓タイプのお墓よりも
背が低くて盤面の広い洋墓タイプのお墓のほうが
最近は好まれる方が多いようでたくさんありました。
中には骨壺が最大4つまで納めることができる
永代供養付きの家族墓という小さなお墓もあって
申し込む方も多くけっこう人気があるそうです。
夫婦2人だけだったりお子さまがいらしても
その後が続かないような場合には家族墓にして
永代供養してもらうことをご希望されるらしくて。
でもこの永代供養というのは、最後の納骨から
2年経って三回忌を迎えたら合同墓に改葬して
合祀されることになっているということでした。
新しい墓苑なので墓じまいのご希望はまだ少ないけど
小さな家族墓にもせず最初から合同墓を希望される
という方も少なからずいらっしゃるのだそうです。
家族の単位が小さくなってお墓も小さくなると
最終的には合祀のお墓に行き着く流れでしょうが
合同墓そのものっていつまで残るのでしょうね…