指導するときの厳しさの加減

2025年9月9日(火)


とある現場で養成をされている方がいらして
厳しくご指導されるとして有名だったのですが
今年から担当を外れたという話を聞きました。

いきさつについては人づてにしか聞いてなくて
詳しい事情については全くわからないのですが
今の時代にはそぐわないことがあったのでしょう。

個人的には何かしらご指導をいただくときには
ある程度の厳しくしていただきたいと思いますが
どのくらい厳しくするかというのは難しですね。

いわゆる会社の職場で働いている同年代たちは
後進の世代に言葉をどうかけるのがいいのか
ということでさまざまな悩みがあるようでして。

こういう言い方をするとダメだといった内容の
研修を会社主導で受けさせられているらしく
言葉遣いには非常に苦慮されているようです。

ミスをしたら指摘する必要があるんだけど
ちょっとでも叱責し過ぎるとアウトらしくて
かといってミスを許容しすぎるのもダメらしく。

やる気がある人に限って「こんなに生ぬるいと
自分が成長できないので辞めます」と言って
頼もしい人から先にいなくなってしまうそうです。

昨今では厳しく指導するという姿勢でいるより
ほめて育てて伸ばすことに重きを置いていますが
人を育てるときには厳しさも必要だと思います。

ほめることで伸びることもあるけど厳しさもないと
何かあったときに踏みとどまれない場合も多くて…
さじ加減が難しいご時世なんだなぁと感じました。