グリーフを感じつつのくつろぎ感

2025年4月17日(木)


地元広島の西部地区の定例会議がありました。
ここ数年でご住職の代替わりが続いたこともあり
参加される皆さまの年齢が下がってきています。

お寺やお坊さんの世界だけに限らないのですが
昭和の高度成長期の恩恵を受けた団塊の世代は
存在感というか独特の圧があった気がします。

その世代がバリバリのご住職だった頃の会議は
ピリッと張り詰めたような空気が漂っていて
言葉を発するなんてできそうになかったですが。

年を経るうちに感じる圧が穏やかになっていき
少しずつ発言することが許される感じになって
役目を与えられるようになったものでした。

その背景には世間一般の空気感が変わったのに
呼応するように会議の雰囲気も変わってきた
のかもしれないと今ふりかえってみて思います。

さらには与えられた役目を果たしてきたことで
少しずつ少しずつ信頼を積んでいったという
ことも要因としてあったのかもしれないですね。

参加者が世代交代して会議の雰囲気も代わったら
上の世代の和尚さま方がその場にいらっしゃらない
というのはちょっぴりグリーフを感じますね。

ただし今のほうが有難いというかホッとするのは
懇親の席が終わった後で次にどうするかというのが
基本的に個人の裁量での自由選択制なことです。

おかげでアルコールを全く必要としない友人と
コーヒーでも行こうよとスタバに寄り道して
しばらく二人でおしゃべりを堪能してきました。

ということで春の会議がまた一つ終わりました♪