何気ない話から感じられること

2025年1月23日(木)

250123
地元の浄土宗のお坊さんが集まる会議があって
本来であれば新年のご挨拶程度の会なのですが
今回はいろいろ相談して決めることがありました。

それはともかくとして始まる前に早めに着いた
仲の良いお坊さんとしばらく雑談していたら
墓地について検討していることがあるらしく。

新しくお墓を建てる人はほとんどいないけど
合同で納めてもらえるお墓があればいいのに
というご要望をいただくことが増えてきたとか。

お寺の山門から本堂までに階段がたくさんあって
車椅子とか歩くのに杖などを使われる方とか
難儀されているのをどうにかできないかとか。

このところ思い悩んでいることの話を聞いて
どこも同じような状況が起きてきているなぁと
自分と周りとの肌感覚を比べることができました。

会議が終わってからも立ち話をしていたら
これから先はどのくらいの大きさの箱モノが
お寺にあるといいのだろうという話になったり。

将来的にお寺を建て替えることになったら
本堂は今みたいに大きくなくて良さそうだとか
客殿はどのくらいがいいかという話になって。

これまでお寺に集ってくださった世代の方が
亡くなられていくと集う人数が減る一方なので
お寺の在り方も変わっていくご時世なのでしょう。

こうして顔を合わせて話をする機会があると
雑談を通して触れることができる肌感覚って
大事なことだなぁと思った会議のご縁でした。