車がないと生活が困難な地域で
2024年12月5日(木)
昨日の会議の会場に向かって歩いていたとき
交差点の歩道橋のたもとで外国からの観光客が
スマホで道路越しに何かを撮ろうとしていました。
特に何かめぼしいモノや景色などなさそうなのに
何を撮りたいのだろうと不思議に思っていたら
左手側からゴーカートの一団が走ってきました。
東京都内で観光客が借りて運転するゴーカートが
傍若無人だったり危険運転だったりする問題を
ニュースか何かで見聞きしたことがありますが。
まさか大阪市内の一心寺の北側交差点あたりで
観光客が乗って運転しているゴーカートの一団に
遭遇するとは思ってもいなかったので驚きました。
会議のあといくのパークにあるクロスベイスへ
視察見学に向かうとき車で移動したのですが
乗せてくださったのは大阪のお坊さんでした。
大阪では車がなくても生活することができるけど
滋賀県のご実家のお寺がある辺りは田舎なので
車がないととても生活するのが困難だそうです。
生活圏内の移動で乗れる公共交通機関はないので
一人一台車がないとどこにも行けなくなるため
どうしても車を持たざるを得ないという地域です。
お檀家さんの中には90才を超えたおじいちゃんが
まだ車に乗っていて次も免許証を更新したいと
言っておられるという話にはビックリしました。
そのおじいちゃんは軽トラに乗っているそうで
ミッション車はペダルの踏み間違えをしづらいし
自動的に前に進まないから安心なのだそうです。
とはいえ咄嗟の判断は遅くなりがちでしょうから
どの程度まで車が生活に必要なのかにもよりますが
何歳まで免許証を更新するかって悩ましいですね。