お彼岸はキレイな襖と障子で
2024年9月19日(木)
お寺の本堂や書院まわりの襖と障子の張り替えを
ブログで書いたのがお盆明けの8月21日でした。
あれから1ヶ月で全ての張り替えが終わりました。
表具屋さん曰く安価な紙を使った簡素な襖だと
持って帰って張り替えるのが一日で終わるけど
漉いた良質な和紙だと日数がかかるんだそうです。
モノによっては一日で終わるということですが
今回の和紙は貼ってから乾かすのに時間がかかるので
張り直して戻ってくるのに一週間近くかかりました。
襖があるとないとでは雰囲気が大違いなのは
本堂に限らず書院でも控室でも同じでしたが
一番困ったのは押入の襖の張り替え期間でした。
襖がないと全て丸見えになってしまうので
机を並べて目隠しにしたら雰囲気が変わるし
本堂が狭くなったようで違和感がありましたね。
本堂を使う予定を鑑みて最後は障子の張り替えでした。
障子は自分でも張り替えられなくはないですが
強くて破れにくい特殊な紙にしてもらいました。
ちなみに障子がないと本堂が暑かったですね。
朝太陽が昇ると日射しが窓から入ってきても
窓越しの熱を障子が断熱してくれていたわけです。
障子は外からの目隠しにもなっていたのですが
中が丸見えでも明いというより眩しいくらいで
障子が戻ると明るさも柔らい雰囲気に戻りました。
いろんな気づきのあった今回の襖と障子の張り替えが
秋のお彼岸までに間に合ってホッとしています。
キレイになった本堂にどうぞお参りください♪