おじいちゃんの絵を描いてみた

2024年6月29日(土)

240629
故人さまご夫妻は関西圏にお住まいだったので
亡くなられたときは菩提寺さまに連絡したら
遠方でもお葬式に来てくださったそうですが。

今回の法事には菩提寺さまに来てもらうには
遠くて申し訳ないから近くのお寺に頼みたいと
墓苑さんから紹介を受けてお勤めに伺いました。

ご法事のお勤めをしてしばらくお施主さまや
ご家族さまといろいろお話をしていたとき
祭壇に置かれてあった絵について尋ねました。

お孫さんにおじいちゃんの絵を描いてほしいと
おばあちゃんが頼んでみたら「いいよ」と
遺影の写真をもとに見よう見まねで描いたそうです。

お孫さんにおじいちゃんの隣にお孫さん自身の
絵も描いてもらえないかなぁと頼んでみたら
「会ったことないから描けない」という返事でした。

おじいちゃんが亡くなってから4週間後に
このお孫さんが生まれたということなので
残念ながら会うことができなかったそうです。

お孫さんが遺影の写真をもとに想像して描いた
おじいちゃんの似顔絵が遺影に映ったお顔に
ものすごくソックリでよく似ているんですね。

7回忌のお勤めだったのでそのお孫さんは
いま満6歳になる直前ということなのですが
おじいちゃんの特徴をよく掴んでいるんです。

とてもステキに描けていてソックリですねと
お孫さんに申しあげたら少しはにかみながらも
嬉しそうな顔をして喜んでいらっしゃいました。

亡きおじいちゃんもお孫さんが自分をこんなに
ソックリに描いてくれているのを仏さまと
一緒にご覧になって喜んでおられることでしょう。

温かなご家族と有難いご縁をいただきました♪