お墓じまいには建築家的な目線が合う

2018年1月3日(水)

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新年早々にお墓の行く末についての相談を受けました。
郷里に残しているお墓をどうしようか悩んでおられるようです。
面倒を看る人が絶える前に何とかしておきたいとのことでした。

お墓からお骨を取り出すときに何か決まりはあるのだろうか。
事前に誰に何をどのように頼んでおいた方がいいのだろうか。
具体的には数年先らしいため検討材料が知りたいようでした。

これからはこうした相談が一気に増えていくだろうと思います。
答えは人に応じて各々ごとに別々の道があるだろうと思います。
まずは相談する相手を探すところから始まるのかも知れません。

そんなことを思っているとき、ふと気づいたことがあります。
何だか家を建てようとするときの相談みたいな感じがするな、と。
劇的な前後の変化をつくり出す建築家的な匠が求めらている、みたいな。

お墓じまいには建築家的な目線がピタッと合うような気がします。
ともかく幅広い可能性を知りたいという方にはお役に立てそうです。
家も設計できるけれど今は坊主道ひと筋のお坊さんのつぶやきでした。