手狭な住まいでも仏さまを迎える
2024年5月8日(水)
少し前に納骨堂を見学された方から質問がありました。
マンション住まいで家は広いほうじゃないけど
お仏壇はどうしても置かないといけませんか、と。
ご実家には代々伝わってきたお仏壇があるけど
今のお住まいは手狭すぎて持って来られなくて
これまで家にはお仏壇のない生活をされていて。
自分の行く末を思って納骨堂を探しはじめたら
お仏壇がないままなのも気になり始めたけど
どうしたらいいか分からなくて困っているそうです。
必ずお仏壇を構えないといけないのかというと
絶対に必要とは言いませんがもしできることなら
手を合わせられる何かがあるのをオススメしています。
連休中に新しい小さな仏さまをお迎えしたので
開眼供養してほしいという依頼がありました。
ちょうどお寺に居たのですぐにおつとめしました。
以前に自分用に小さなお厨子を求められていて
掛け軸形式のご本尊さまを持っておられましたが
お厨子には少し大きくて納まりきらなかったんです。
良い塩梅に納まっていないのが気になっていた
ということでこのたび新たに小さめの掛け軸形式の
ご本尊さまに移し替えることにされたそうです。
手狭な住まいでも仏壇という箱モノで構えなくても
写真立てに仏さまの写真や絵はがきなどを入れて
壁に掛けるとか棚に安置することならできるでしょう。
可能なら厨子に仏さまを祀るのもオススメです。
お位牌や遺影だけ祀ってある場合もありますが
なるべく仏さまもご一緒なのがありがたいですね。