祭りのあとに残されたモノを見て

2024年5月4日(土)

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昨日に続いて今日もフラワーフェスティバルは
好天に恵まれてたくさんの人たちがやってきて
にぎやかな楽しい時間を過ごしていたようです。

大勢の人が集まって飲んだり食べたりすると
食べ終わったあとには食べ物や飲み物の器や
割り箸や竹串などが不要になってゴミとなり。

会場の各所に設置されたゴミステーションで
見守りボランティアのもと分別して捨てられ
夜の間に回収できるよう仕分けられています。

それらのゴミとは別にイベントや屋台からも
食べ物や飲み物を提供するときに不要になる
容器や端材などのゴミが夕方にまとめられて。

歩行者天国が終わったばかりの平和大通りの
緑地帯の一角に決められた集積所があるので
片付けの時間帯に次々と持ち込まれています。

平和大通りの西側に日が沈もうとするころに
警察官と警備員が歩行者に歩道へ上がるよう
誘導したあとに信号機が一斉に点灯されて。

たくさんの人が楽しんだフェスティバルの
二日目の幕が下りようとしている時間帯に
大量の廃棄物が山積みに集められていました。

平和大通りのゴミ集積所のたった1箇所だけど
塵も積もれば山となるとことわざにある通り
ゴミも集めて積めば山積みになるんですね。

その光景を見たときにドキッとしたんですね。
たくさんの人たちが祭典を楽しんだ裏側では
こうした捨てられていくモノが出るんだ、と。

楽しく美しく映っているキラキラした世界が
水面下ではドロドロごちゃごちゃした欲望を
見えないように隠蔽しているような気がして。

お釈迦さまが出家されるきっかけとなった
饗宴後の夜中にお目覚めになったときって
何をご覧になりどう感じられたのでしょうね。

ふとそんなことを考えてしまう光景でした。