デスカフェで返答に悩む
2024年4月26日(金)
昨夜はオンラインで隔月開催のデスカフェでした。
今回は「返答」というキーワードをテーマに掲げて
ご参加の皆さんと二つの問いについて対話しました。
珍しい難病で余命一年を療養中に親友の主治医から
実績の少ない手術に可能性をかけてほしいと提案され
研究協力の協力を求められたらどうするかが一つめの問いで。
同じ状況にある親友が共通の親友の主治医から
同じ提案と研究協力要請があって「あなたならどうする?」
と尋ねられたときにどう答えるかが二つめの問いでした。
今回は後の問いが最初の問いの裏返しじゃなくて
第三者が登場したことで想定ができなかったため
場面を想い浮かべるのに困惑したという声もありました。
最初の問いは自分事として考えることなので
想像しやすいけど次の問いは他人事だから
何と言ったものかと悩ましかったようです。
親友と聞いて特定の誰かを想い浮かべた人もいれば
自分の信念を守りたい人も友人の想いを受け止めたい人もいて
いつもと違って皆さんの反応は多種多様でしたね。
文字に示されていない余白をどう想像するかに
各々の個性がほのかに映し出されているようで
皆さんが答えてくださる話が興味深かったです。
ある参加者がポロッと「返答より応答かなぁ」と
呟いたのを聞き「そうかも」と思ってハッとしました。
私も返答より応答という方がしっくりきすね。
次は6月の予定ですので是非ご一緒してみませんか♪