坊主café 240419
2024年4月20日(土)
昨日の午前中はお寺の本堂で坊主caféでした。
久しぶりにご参加くださった方があったので
お茶しながら近況を聞かせていただきました。
以前は癌を患ったご本人には告知をしないで
家族だけが知っているということがありましたが
最近は本人に告げられることがほとんどだそうで。
かつて義母は回復すると思い続けて亡くなったので
友人に会いにきてもらうことができないままだった
というのが今でも心残りだという体験をしたけど。
最近は本人に告知するので内科の医師に癌と告知され
本人がうろたえたけど外科ではまだわからないと言われ
希望が持てて安堵したという体験をお話しくださいました。
別の方は医師から癌と告知されて自分は死ぬと思い
強烈なショックを受けたけど幸いにも回復して
今に至っているという体験談も教えていただきました。
他の方は今でも本人ではなく家族に告知があって
本人は知らないまま最期まで元気になると思い
臨終を迎えられたという親戚の話をしてくださいました。
何ごとでもポジティブに考えるのが好きな方もあれば
ネガティブに考えてしまうという方もおられるので
病の告知ひとつでもいろいろな反応がありますね。
人によってさまざまな考え方があるという話を
お互い大切に受け止めて聴かせていただくことで
人それぞれ違っていてもいいと思えたひと時でした。
来月は第2週の10日(金)にまた坊主caféを開きます。
お悩みに限らず日々のささいな出来事でもOKです。
一緒にお茶しながらいろいろおしゃべりしましょう♪