コロナ以来ようやく三周できて
2024年3月20日(水)
彼岸の中日に春のお彼岸法要をお勤めしました。
全国的な荒天で雨が降ったり止んだりでしたが
それでもお参りくださった皆さまには感謝です。
午後1時半からお勤めした彼岸の法要に続いて
来月から東京で始まる「法然と極楽浄土」展の
フライヤーをもとに「お迎え」の話をしました。
今年は法然さまが浄土宗を開いて850年目で
それを記念して東京と京都と九州の国立博物館で
順々に特別展覧会が巡っていくことになっていて。
東京と京都の展示のフライヤーには真ん中に
修復を終えた「阿弥陀二十五菩薩来迎図」が
大きな存在感でドーンと配置されているんです。
その紹介から阿弥陀さまのお迎えの話に入って
彼岸ということで此岸と彼岸の話をしながら
こんなお迎えが良いですねという話をしました。
その話のあとで皆さんのお手を借りながら
大数珠繰りできるよう本堂の設えを変えて
膝に大数珠を抱えて数珠繰り念仏をしました。
昨年秋のお彼岸よりも参詣者が多かったので
秋は大数珠繰りを一周しただけで止めましたが
今回は皆さんと頑張って三周ほど繰りました。
コロナ禍で数珠繰り念仏をお休みしてからは
大勢の人が集まる機会が少なくなってしまって
数珠繰りをするのも難しいことがありました。
やっと三周の数珠繰りがご一緒できたのは
本当にありがたいなぁと感慨深かったです。
数珠繰りしたい方は秋彼岸にお参りください!