デスカフェで分かれ道を問う

今宵は昨年５月以来のオンラインでのデスカフェでした。
今回は「分かれ道」というキーワードをテーマに掲げて
以前と同じく皆さんと二つの問いについて対話しました。

健康診断で要精密検査となり珍しい癌と診断されて
手術しても可能性は低いけど家族は受けてと言っている
という状況であなたはどうするかが一つめの問いで。

家族が健康診断で要精密検査となり珍しい癌と診断され
手術で回復する可能性は低いけど本人は元気で自覚症状がなくて
手術したくないと言う状況であなたはどうするかが二つめの問いでした。

単純化すると手術を選ぶか選ばないかという
二つに分かれた道のどちらを選ぶかという問いですが
自分の場合も家族の場合もそんな単純なことではなくて。

術後の辛さを思うとなるべく手術を受けたくないとか
家族の誰なのかで本人の意志を尊重するのかどうかが
違ってくるだろうなど様々な考え方が出てきました。

可能性が１割か３割か５割か半分以上かによって
手術をしようと思うかどうかの線引きが違っていて
皆さんの価値観が多様だったのは興味深かったです。

最終的には自分の奥底にひそむ欲望と向き合って
自分は何に執着しているかに気づけた時間だったですね。
次は４月の予定ですので是非ご一緒してみませんか♪