お墓参りでご先祖さまにご挨拶を

令和６年能登半島地震の被災報道が続くなか
羽田空港の滑走路上で起きた痛ましい事故の
報道ニュースを見てとても心を痛めています。

救援物資を運ぶ途上の海上自衛隊の輸送機と
北海道の新千歳から到着した旅客機が接触して
炎上している映像は痛ましくて哀し過ぎます。

旅客機の搭乗者は無事に避難された模様だけど
海自機の乗組員は５名が殉職されたと聞きました。
ともかく手を合わせ心よりお念仏を申しあげます。

コロナ禍が落ち着いて数年ぶりに帰省できた
という方も少なくないだろうと思うのですが
この年末年始はお墓参りされる方が多いですね。

お寺の納骨堂にもたくさんのお花やお供えが
あがっているのですが小さな鏡餅のお飾りや
松飾りや千両や南天のお供えもけっこう多いです。

一般的なお墓だと実が落ちて発芽してしまうと
たまに木が育ってお墓がズレることがありますが
納骨堂だと実が落ちても発芽の心配はありません。

後からまたお参りして下げていただかなくても
お花やお供えは枯れたり痛んだりする頃には
お寺のほうで下げて始末するので大丈夫です。

そんな正月早々ですがお宅へご法事に伺いました。
ちょうど正月に帰省した皆さんと会った翌々日に
亡くなられた方の年回法要をおつとめしました。

正月に帰省するタイミングでご法事をしたい
ということでしたので１月２日のご法事でも
私は構わないので承ってお宅へお参りしました。

ご法事のあと皆さんでお墓にお参りしてくる
ということでしたので新年最初のお墓参りが
ご法事のタイミングと一緒になったようです。

昨年１２月初旬に生まれたばかりの赤ちゃんも
お母さんに抱かれて静かに寝て参列されていて
きっと亡き方もお参りを喜んでおられるでしょう。

お盆やお正月以外でもいつでも思い立ったとき
皆さんもどうぞ折に触れてお墓参りしてください。
ご先祖さまに手を合わせるのは良いものですよ。