新たな試みを嫌がらずに面白がる
2023年11月10日(金)
京都にある浄土宗宗務庁に日帰り出張でした。
地元で承っている役職に紐付いている役回りで
年に一度の連絡会議と研修での呼び出しです。
通常であれば学校形式に机が並んでいますが
小学校の班分けのような並びになっているのは
ワークショップ形式の研修があったからです。
ずっと座って長々と説明を聞いているよりも
実例に基づいた仮想の事例を討議するなかで
体験しながら学ぼうという初めての試みでした。
参加している委員長の皆さまは年齢層が高めで
新たな試みをさせられるのがお好きでなかったり
ワークショップをご存知ない方もおられました。
それはそれで仕方ないだろうとは思いますが
事例の設定がザックリとした設定であったのに対して
粗探しや揚げ足取りや文句が出るのは残念でした。
「こんなんじゃ何も分からないだろう」だとか
「これは現実的じゃないからあり得ない」だとか
そんなこと言いだしたら切りがないんですよね。
最初から「正解はありません」と言われていたから
検討するなかで違和感とか気づきがあることが
今回の研修で一番目指しているところでしょう。
いろいろブツブツおっしゃる方もおられましたが
ともかく試してみないと分からないこともあるので
やりながら考えていくということで進めていきました。
ご年輩の方には慣れない研修だったかも知れませんが
個人的には与えられた資料を皆さんと一緒に見ながら
さまざま検討する中でたくさんの学びがありました。
ご年輩の参加者の方には難儀な研修だったかもしれませんが
自分も年を重ねたとき新しいモノをやろうと言われたら
嫌がらずに面白がれるようであり続けたいなぁと思いました。