小さなお葬式のはずが大きくなって…
2023年9月5日(火)
ご法事の相談電話で何やらご事情が複雑らしく
一度お寺に伺って詳しく話しますということで
ご夫婦そろっていろいろな相談をされました。
そもそもはお母さまの年忌法要を頼まれていて
お兄さまの四十九日法要と納骨もお願いしたい
ということでその経緯を説明くださいました。
突然のお別れで兄嫁さんとその娘さんとが
負担の少なさそうなイメージで広告をしている
葬儀社に連絡をして頼むことにしたそうです。
家族だけで小さなお葬式でいいと思っていたけど
写真例と価格表を見たらあまりにも寂しいので
お花を追加するというオプションを頼まれました。
急だし遠いので地元のお坊さんに頼むことにしたら
葬儀社がこのあたりではこのお寺だけになると
紹介してもらってお坊さんに来てもらったそうです。
お寺さんに戒名に入れて欲しい文字を頼んだら
怪訝そうな反応をされたけどどうにか入れてもらえたけど
故人の話も何も聞かずにパッと戒名を授けられたようです。
どうやら派遣されたらしいお坊さんは感じがよくなくて
供養してもらえたのかどうかも不安になったそうですが
それ以上に驚いたのがお葬式にかかった費用でして。
いろいろと合計すると小さなお葬式とは言えなくて
普通にお葬式をしたほうが良かったんじゃないかと
思ってしまうくらい高額な金額になったそうです。
もう過ぎてしまったことは今からどうにもできませんが
いろいろと大変だった話を一つずつじっくり伺っていくと
知っていたら何とかできたんじゃないかと思うことがありました。
その地域では浄土宗のお寺は一つではなくていくつもありました。
お戒名だけこちらからお授けしてお葬儀を頼むこともできました。
地元の昔からの葬儀社に頼んでみるほうが良かった気がします。
ということで知らないために残念な想いをされないよう
普段から信頼できるお寺さがしや葬儀社さがしをしておいて
いざというときに備えておくようもっと伝えなければと思いました。