お盆がくるとお墓のことが気になる

お盆になるとお墓参りをする機会がありますね。
気になりながらも普段はつい先送りしている
お墓の行く末を悩んでいる方の相談を受けました。

先祖代々のお墓なので広島県内だけど田舎にあって
場所も山道を分け入って登ったところにあるらしく
なかなかお墓参りに行けないのが気になっていらして。

両親が広島市内に出ていて自分も市内に住んでいるので
自分は便利が良い市内に移したいと思っているけど
ご高齢の祖母にどう言ったものか迷っているそうです。

田舎に残る祖母が住んでいた家をどうするのかと
お参りするのが難しいお墓もどうしたものかが
いずれは大きな課題になることが明らかなので。

将来的に墓じまいをすることになるだろうから
今のうちから出来ることに手を着けておきたいので
納骨堂を見てから相談をしようと思ったのだそうです。

まずはご高齢のお祖母さまのお気持ちについて
ご本人がおっしゃることを大切にしていただきたいので
ご実家やお墓についての想いを聞くのが一つめの課題で。

次にここの納骨堂はお寺の檀信徒向けのものなので
他所に菩提寺がある方だと受け入れられないから
どこのお寺とお付き合いしているかが二つめの課題で。

今後のことをご家族やご親族の皆さまと相談して
皆さまがここのお寺とお付き合いしていくことを
賛同くださるかどうかというのが三つめの課題です。

これらの課題がすべて全く問題ないようであれば
いつでもここの納骨堂に受け入れることはできるので
皆さまとよくよくご相談くださいとお答えしました。

ちなみに納骨堂は出来て５０年近く経っているけど
まだ受け入れる場所の余裕はたくさんあるので
急がなくても大丈夫ですからねと申し添えました。

もしご縁があればまたお目にかかるでしょうね。