話を聞いてくれる相手が居るだけで

家族と一緒に同じ一つ屋根の下に暮らしていても
家の中で誰ともほとんど口をきくことがなかったら
ほぼほぼ独り暮らしをしているのと変わりません。

誰か自分の話に耳を傾けてくれる人が現れたら
堰を切ったように想いが口から飛び出していって
話を途切れさせるのも惜しいくらいおしゃべりされます。

そういう時は口を挟まずになるほどそうなんですねと
相づちを打ちながらもっぱら聞き役に徹していると
最後にはたくさん話せたことで皆さんスッキリされますね。

今までは何気なくただただ話を聞く側でいたのですが
Voicyを始めてスマホに向かって独りで話すようになって
目の前に話を聞いてくれる人がいる有り難さを感じています。

話している内容がもし全く同じ話題だったとしても
聞き手がいなくて独り言をつぶやくように一人で話すのと
誰か聞いてくれる人に向かって話すのとでは全然違いますね。

一人でのおしゃべりにも少しずつ慣れてきていますが
話し相手が目の前にいるといないのとは雲泥の差で
ただ聞いてくれる人がいるだけでホッとしますからね。

話し相手が居てくれる有り難さを新たに実感したいま
普段あまり話すことのない人の話を聞く役回りを
今まで以上にもっと大切にしていこうと思っています。