今は嫌でも気が変わることもあるお墓の話

2017年11月22日(水)

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今日11月22日は語呂合わせから「良い夫婦の日」だそうです。
今日が結婚記念日になった友人もいれば何回目かの記念日という友人もいます。
その一方で今日耳にした話題は語呂合わせには似つかわしくありませんでした。

旦那さんと同じお墓に入りたくないから1秒でも長く生きるんだ!とおっしゃっていたり。
同じお墓の中に入れられるのならば仕切って分けて入れて欲しい!とおっしゃっていたり。
跡継ぎは娘さんしかいないから自分は実家のお墓に納めて欲しい!とおっしゃっていたり。

死んだ後にお墓の中でまで旦那さんと一緒にはなりたくないという方が多いそうです。
一緒は嫌だと言いながら、もし先に死んだら旦那さんが意に反した納骨をされるかも知れません。
旦那さんより長生きしても、ご遺族が旦那さんと同じお墓に納められるかも知れないですけどね。

「袖触れ合うも多生の縁」と言うくらいですから夫婦の縁は遥かに大きなものです。
本当に大切なものは失ってから初めて気づいた、ということはよくあります。
それはご夫婦仲についても同じなんですよ、という後悔の念を伺うことも時どきあります。

今は一緒は嫌だと思っていらっしゃる方も、いつか同じお墓が良いと気が変わられることを願っています。