冷めやらぬ興奮と覚めやらぬ感動と
2023年5月24日(水)
「法然上人の教えとその時代背景」という
どうしても生で聴きたい講義があったので
日帰りで京都のくろ谷へ登嶺してきました。
結構前ですが宗教新聞に掲載された記事で
法然さまの教えが中世社会にインパクトを
与えたという論説に感銘を受けていました。
来年度に広島で講習会を担当するにあたり
ぜひもっと詳しいことを拝聴したいと思い
まずは実際に講義を聴きたかったわけです。
まず資料をチラ見した時点でおぉっと思い
実際の講義では中世史観が一新されていき
遥か想像以上の学びと気づきがありました。
でも今日の学びと気づきが得られた裏には
コテンラジオ最澄と空海編と織田信長編と
鎌倉武士編を聴いていたおかげが大きくて。
それに加え宗派を超えた坊さん仲間たちと
表に出せない本音の鎌倉仏教談義を重ねた
という素地があったのは間違いないですね。
鎌倉幕府成立を1192年と習いましたが
最近は1185年という通説であるように
中世日本史の学説はガラッと変わっていて。
鎌倉仏教についても捉え直す必要があるし
それに伴い法然さまについても再検討する
必要がある点は想像以上にあると思います。
というわけで強烈な興奮が冷めやらぬので
思わず法友をつかまえて長々と話し込んで
覚めやらぬ感動を共有して再堪能しました。
快晴の京都の空と同じく爽快な一日でした♪