何かしらの偲ぶ時間を持つ

2023年3月30日(木)

230330
ご依頼をいただきお勤めしたお葬儀のとき
お通夜なしでお葬式だけでお願いしたいと
頼まれたのでご要望どおりお受けしました。

さすがにお葬式で初の対面というわけには
いかないのでいろいろ打ち合わせるために
ひとまず電話にてご遺族とお話をしました。

お名前とか生年月日などの確認から始めて
お人柄やお仕事やご趣味のほか思い出話や
最期のご様子などを聞かせてもらいました。

その話をもとにお戒名をお授けしますねと
申しあげたら今こうしてお話しすることが
できたおかげで心が救われたと仰いました。

枕経もお通夜もないので仕方なくお電話で
伺っていたのですがそのことが故人さまを
偲ぶ時間になってありがたかったそうです。

お目に掛かって直接お話を伺うことの方が
もっと偲ぶ時間になるだろうと思いますが
電話でも話をしていただくのは大切ですね。

お葬式に伺ったときご遺族の皆さまに話を
聞いてもらってありがとうございましたと
改めて前日のお礼の言葉をいただきました。

もしもお葬式だけのお葬儀とされる場合も
お話を伺う時間は設けていただきたいです。