納骨の在り方〜関西エンディング産業展より〜

2017年11月11日(土)

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関西エンディング産業展でも東京会場に負けないくらい様々な納骨の提案がありました。
そんな中にあって勘違いして眼に映った不可思議な納骨の在り方がこちらでした。
納骨棚の横に付いている銀色のハンドルがドイツの高級車のエンブレムかと思いました。

まさか愛車としていた方向けのオブジェかと思いましたが全くの見当違いでした。
下にレールがあることに気づいて棚を動かすためのハンドルであることに気づきました。
可動式書架と同じ方式で納骨棚を集約的に設置することができる仕組みだという訳です。

自動搬送式の納骨システムが様々な意味合いで話題にのぼっています。
建設よりも運用していくのに保守点検に費用がかかって維持管理に苦労するシステムだと思います。
それらの事例を踏まえて維持管理に費用がかかりにくい提案なのだろうとは思います。

しかしお参りのときにハンドルを動かして棚の間に入るというのは手を合わせづらい気がします。
お参りのたびにゴトゴトと揺らされる中に入りたいと思う方っていらっしゃるのでしょうか。
お墓がない納骨仏壇だけのお寺ということもあって納骨の在り方の将来像は気になるところです。