伝えるより伝わるという目線を

2023年1月31日(火)

230131
お葬儀のあとできる限り火葬場の炉前まで
同行して最後のお念仏をご一緒しています。
今日も出棺に続いて火葬場まで伺いました。

霊柩車から棺が運ばれるのを待っていると
「今日は立て込んでいるのでなるべく早く
お焼香とお別れしてください」と言われて。

今までそんな風に言われたことはないので
今日は火葬される数が多いのでしょうけど
なぜそう言われたか分からず戸惑いました。

私は特に時間をかけるつもりはないですし
ご遺族にとっても最後の特別な時間ですし
どういう意図があっての言葉なのでしょう。

事情が分からずどうしようもなかったので
普段どおりお焼香とお別れをしていただき
その間におつとめとお念仏をいたしました。

もしかしたらお勤めが長すぎるお坊さんが
最近いらしたか今日いらして時間的に困る
ということが現にあったのかも知れません。

もし仮に職員さんの事情がそうだとしても
何かもう少し丁寧に説明をいただかないと
お勤めを遠慮するよう言われたみたいです。

先の読書会の本で紹介した内容にある通り
想いを伝えるには伝わる言い方が大事です。
言い方には気をつけないといけないですね。