想いに思いを廻らせてみれば

時どきご法事のあとでしていることですが
法話をする代わりに問いを投げかけてみて
故人を前に自分と対話してもらっています。

故人はどんな想いでご覧になっていらして
もしもいま目の前に現れて会えたとしたら
どんな言葉をかけてくださるでしょう、と。

今日のあるご法事ではその場の雰囲気から
ふと以前のデスカフェの問いを思い出して
もう一つ問いを伝えて考えてもらいました。

将来もし自分が故人と同じ立場になったら
あとに残った人の目の前に現れて会うとき
どんな言葉をかけたくなるでしょうね、と。

それぞれ何を思われたか聞きませんでした。
でも立場を入れ替えて思いを廻らせたのは
とても良い時間になったということでした。

雰囲気にもよりますがデスカフェに倣って
故人と自分の両方の立場でお互いについて
思いを廻らせることもご供養になりますね♪