いろんな視点から墓じまいを考えると

2022年8月20日(土)

220820
お盆はお墓参りをする人が多い時期なので
ふるさとにあるお墓についてどうするのか
先送りしていたことを思い出すようですね。

お寺の納骨堂について問い合わせが増えて
皆さんのご事情をお尋ねして伺っていると
いろんなお悩みを抱えていらっしゃいます。

親戚も誰もいなくなってしまったからとか
お墓参りをできなくなるのが忍びないとか
子どもたちに遺さないようにしないととか。

ですが今もし墓じまいしてお墓を移しても
何十年か後にそのお墓も同じ状況になって
次代か誰かが墓じまいするかも知れません。

お墓の中に納まっていらっしゃる皆さまは
見知らぬ土地に連れて行ってもらわないで
そこで自然に還る方がいいかも知れません。

誰のためにそのお墓をしまおうとしていて
誰のためにお墓を移そうとしているのかを
今一度整理して見直してみるのは大事です。

案外そこは見落としがちなことが多いので
お話する中で必ず伝えるようにしています。
墓じまい検討中の方は参考にしてください。