「ひつじ」が意味するところは…
2026年8月29日(土)

少し前に「これ面白かったですよ」と紹介されて
ちょっと気になっていた映画「ひつじ探偵団」が
Amazon Prime Videoにあったので視聴しました。
大好きな飼い主を亡くしてしまったひつじたちが
自分たちで事件を調べて犯人を見つけ出そうとする
少し変わったコメディーミステリー作品です。
原作はドイツのベストセラー推理小説だそうで
イギリスの田舎町にある牧場を舞台にしながら
温かみのある探偵物語として描かれていました。
飼い主のジョージは日が暮れてくるとひつじたちに
探偵小説を読み聞かせていたのですが、ひつじたちは
どうやら物語をしっかり理解していたようで。
飼い主の死が事故死とされるのが納得できない
ひつじたちは自分には無理だと思っていた限界を
超えて少しずつ事件の真相へ近づいていきます。
見ている間は単純に物語を楽しんでいたのですが
見終わってからふと「自分で考えるひつじ」って
何か意味しているのかなと気になり始めました。
というのもCOTEN RADIOを聴いているなかで
欧米の映画にはキリスト教の世界観がさまざまに
織り込まれていると聞いたことを思い出したからです。
キリスト教で羊飼いといえば人々を導いて守る
神やイエス・キリストを象徴する存在であり
羊は導かれる人々として譬えられることがあります。
そう思いながらこの映画を振り返ってみたところ
ひつじたち自身が考えて行動し、飼い主のために
事件を解決しようとする姿も違って見えてきました。
しかも、この映画に登場するひつじたちには独特の
死生観や仲間意識があるし、嫌なことは3秒で忘れて
しまうという設定も何かのメタファーかな…と考えました。
もっとも、そこから先は私にはよくわかりませんが
見終わったあとに「あれにはどんな意味があるのか?」
と考察した時間まで含めて楽しめる映画でした。
意外と見応えもあって、紹介してもらった通り
とても楽しく味わうことのできた映画でした。
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