一区切りを迎えて話せたこと
2026年7月27日(月)

高校野球の地方大会も終盤を迎えています。
広島県大会も明日はいよいよ決勝戦となり
高校球児たちの夏も終わりが近づいてきています。
ご縁のある方のお孫さんも野球に打ち込むため
指導を受けたい監督のいる高校へ進学されましたが
3年間の集大成である夏の大会を終えられました。
野球の練習を最優先できるようにと「高校に近い
おばあちゃんの家から通わせてほしい」と頼まれたとき
お母さまも一緒に住まわれることになったそうです。
お祖母さまにとっては結婚して家を出て以来
娘さんと暮らすのは何十年ぶりのことでしたが
何かにつけて衝突することがあったらしくて。
家庭を持って子育てをするうえで娘さんには
ご自身なりの考え方や暮らし方がある一方で
お母さまにもまた思うことがあったのだそうです。
それでも、お孫さんが野球に打ち込めるように
そして娘さんがお孫さんをしっかり支えられるように
言いたいことを飲み込む日も多かったといいます。
その日、お話を伺っていると堰を切ったように
胸の内を語ってくださり、ときおり涙ぐまれる
場面もあって、いろんな葛藤があったのだろうと感じました。
ひとしきり話したあと「胸のつかえが取れました。
聴いていただいてありがとうございました」と
少しはにかみながら穏やかな表情でおっしゃいました。
夏休みの間に娘さんとお孫さんは自宅へ戻られる
ということらしく「あと少しになった3人での
生活を大切にしようと思います」とのことでした。
高校球児の夏が終わるという一区切りを迎えたからこそ
ようやく胸の内が話せるようになったのかもしれません。
残されたひと時を笑顔で過ごされることを願っています。