私だけじゃなかったんだ!
2026年7月3日(金)

先日の益田で参加してきた研修2日目の話です。
3箇所のお寺に分かれて布教実演があったので
私は地元のお坊さんが実演されるお寺へ伺いました。
実演に聴き入っていたらまたあの音が耳に入ってきました。
実はこの音、研修初日に講義を拝聴していたときもずっと
気になっていた何とも言えない重低音だったのです。
文字にするなら「んぐわぁぁああ」という感じでしょうか。
地響きのようでもあり、牛ガエルの鳴き声のようでもあり
時おり音程が変わるので低い鼻歌に聞こえなくもない音でした。
最初は誰か居眠りでもされているのかと思いましたが
周りを見ても誰も寝ておられません。音のする方を見ると
ご年配のお坊さんが普通に研修を聞いておられました。
どうやら息を吐かれるたびに自然と音が出ているようで
気にはなるものの体質的なことかもしれないので
お願いするわけにもいかず我慢するしかありませんでした。
実演の合間の休憩時間に隣のお坊さんへ思い切って
「何か低い音が気になりませんか」と尋ねてみると
「あっ、やっぱりそうですか!」との返事でした。
「実は昨日も聞こえていたんですよね」と言うと
「そうそう居眠りかと思ったけど違いましたよね」と
お互い顔を見合わせて思わず苦笑いしてしまいました。
こればかりは仕方ないだろうなぁと我慢していたのですが
気になっていたのが私だけではなかったと分かっただけで
胸の中に渦巻いていたモヤモヤが幾分か晴れたようでした。
心に抱えている想いを口に出しにくいこともあります。
その想いを受け止めてもらえたり「実は私も」と
共感してもらえたりすると心が少し軽くなります。
いつもは人の話に耳を傾ける側でいることが多いですが
今回は不思議な重低音のおかげで、自分のモヤモヤを
受け止めてもらうありがたさを味わうことができました♪