詐欺広告が奪ってしまうもの

2026年7月1日(水)


いつのころからかお寺のブログをインスタグラムや
Xへ投稿すると、タイムラインに広告がやたらと
流れてくるようになったと感じるようになりました。

年齢や性別や住んでいる地域などをAIが判断して
興味がありそうな広告を表示しているのでしょうが
「今だけ」「限定」などの広告も少なくありません。

なかにはどう考えても商売として成り立つとは
思えないような謳い文句もあるので「あとから何か
あるのでは」と思わず疑ってしまいたくなります。

そんなことを思っていたら今朝の情報番組で
SNS上に流れてくる親子向け体験イベントを装った
詐欺広告について特集されているのを目にしました。

有名なお店の名前を使って体験イベントの申し込みを
誘導するなど一見すると本物のように見えるものも
あるらしくフィッシング詐欺とよく似た手口だそうです。

SNSを運営する会社には広告宣伝が収入源なのですが
掲載される膨大な広告を一つひとつ確認することは
難しいでしょうしAIによる審査にも限界はあるでしょう。

とはいえ詐欺につながるような広告が掲載されるなら
収入源として広告枠を提供しているSNSの運営側に
何の責任もないとは言い切れないのではないかと思います。

もちろん一番悪いのは詐欺を働く側ですが、SNS運営側に
責任がないというわけではないでしょうし、結果として
一番困るのは利用者が何もかも疑わなければならなくなることです。

流れてくる広告への信頼が失われてしまったとしたら
宣伝広告を収入基盤にしたサービスが成り立たなくなるし
良い商品や真面目な会社の広告まで疑われてもったいない話です。

少しでも早く実効性のある対策をしてもらいたいですし
すべて疑ってかかる必要のない、安心してSNSを利用できる
サービスが当たり前の世の中であってほしいものです。