戦争の写真記録に触れて感じたこと
2026年6月20日(土)

昨日のブログで書いたように友人たちに誘われて
ベトナムのホーチミンを訪問中で、共通の友人が
考えてくれたプランにしたがって市内を巡りました。
そのなかで訪れたのが統一会堂と戦争証跡博物館です。
統一会堂は南ベトナムの大統領官邸として使われていた
建物で、現在は歴史資料館として公開されています。
続いて訪れた戦争証跡博物館にはベトナム戦争の
記録写真が数多く展示されていて、戦争の傷跡が
今も残されていることをまざまざと伝えていました。
展示を見ていて感じたのは、知識として知ることと
記録として残された現実に触れることは違っていて
まるで戦争の現実を目の当たりにしたかのようでした。
火炎放射器による焼き討ちや枯葉剤散布によって
傷ついた人々や荒廃した土地の写真を見続けていると
途中で感覚がおかしくなって麻痺しそうな感じがしました。
それでも戦争とは何なのかということから目を背けず
最後まで展示を見て回ったのは、戦争が人々や世界に
何をもたらすのか目で見る必要があると思ったからです。
先月は鹿児島の知覧特攻平和会館を訪ねたときは
現場で命を賭さねばならぬ若者や家族の哀しみに触れ
今回は戦地で実際に起きていた悲劇を直視しました。
広島の原爆資料館よりも写真が多くて視覚的でしたが
争うことの愚かさを後世へ伝える必要があるという想いは
どちらからも共通して伝わってくると感じました。
日本では戦争の記憶は80年以上前まで遡りますが
記憶に新しい人たちは世界各地に数多いでしょうし
この瞬間も未だ戦火の中にいる人たちがおられます。
この哀しい争いの炎を消すことはできないものか…
簡単に答えは出ませんが、こうした悲劇の記録を
残し伝え続けることは大切なのだろうと思います。
ホーチミンでベトナム戦争の痛ましい記録に触れながら
なぜ争いがなくならないのか…改めて考えさせられました。
今のタイミングで訪れることができて良かったです。