一年に一度の自由に語れる場

2026年6月16日(火)


古式写経会をお手伝いいただいている仲間の
お坊さんたちとは、片付けが終わったあとで
いつも慰労を兼ねた懇親の席を設けています。

同じような年代のお坊さんたちが集まるのですが
回を重ねるうちにすっかり気心も知れてきて
私にとっては古式写経会での楽しみのひとつです。

個々のお坊さんとは他の場でも顔を合わせますし
会議や研修会などで一緒になることもありますが
この顔ぶれで集まるのは一年に一度だけなんですね。

それでも毎年続けているうちに関係性も深まって
日ごろ考えていることや悩んでいることなどを
遠慮することなく話せるようになっています。

特に面白いのは「これ、どう思う?」という
問い掛けが自然にできることかもしれません。
そこから話題があちこち広がっていくんですね。

同じようなことを考えていたり悩んでいたり
思いもよらない工夫を実践していたりすると
とても刺激を受けますし学びも気づきも多いです。

もちろん正論が飛び交うこともありますが
「それは分かっているんだけどね」と言いながら
腹の内を明かした話ができるのもありがたいです。

お互いに遠慮や忖度をすることなく話しながらも
否定されたり批判されたりして嫌な気持ちにならないし
何でも受け止めて返してもらえる安心感があります。

そう考えてみると、私が関わっているオンラインや
オフラインの対話の場とも似ているような気がします。
安心して話せる場だからこそ本音が出てくるのでしょう。

お坊さん同士ですから本来は利害関係がないとは
言えないところもあるはずなのですが、それでも
自由に語り合える関係でいられるのは貴重なことです。

気がつけばあっという間に3時間が過ぎていて
それでもまだ話題が尽きないくらい楽しかったです。
一年に一度の自由に語れる場と仲間に感謝です♪