やれるときにやっておく生き方
2026年8月11日(火)

お盆の棚経でお参りしたお宅で、おつとめのあと
上のお孫さんが台湾で就職されたと伺ったので
「遊びに行かれたらどうですか」と申しあげました。
すると「ペースメーカーが入っているのでね」と
思いがけないお返事が返ってきたので、どういう
経緯だったのか聞かせていただくことにしました。
以前と変わらずお元気そうにお見受けしましたが
趣味を楽しんでいたときに突然心臓が止まってしまい
救急搬送されて一命を取り留められたそうです。
周りにいた方がすぐに異変に気づいてくださり
心臓マッサージやAEDで命がつながったおかげで
今もこうして元気に過ごしているとのことでした。
検査の結果、幸い脳には影響が出なかったようで
ペースメーカーを入れることになったのですが
普段の生活はそれまでと変わらず送れているそうです。
「一度あっちに行ったけど帰らされたというか
みなさんに助けていただいたみたいで」と話され
「まだ来るなってことなんでしょうね」と続けられました。
そして「命をいただき直したのだから、これからは
好きなことを楽しみながら生きていこうと思って」
と穏やかな笑顔で話されたのが印象に残りました。
そのお話を伺っているうちに「明日死ぬかのように
生きよ。永遠に生きるかのように学べ。」という
ガンジーの名言として知られる言葉が頭に浮かびました。
つい「まだ時間はある」と思ってしまうものですが
みんながみんな本当にそうだとは限りません。
でも「まだ大丈夫」「まだ先のこと」と思いがちですよね。
やりたいことを「いつか」と先延ばしにしないで
「やれるときにやっておく」ことの大切さを
あらためて教えていただいた棚経でのお話でした。