安心して気軽に相談できるように

2026年7月16日(木)


昨日のブログのご相談には続きのお悩みがありました。
お葬式のお布施についてモヤモヤ感が残ったご主人は
将来のご自身のお葬式についても考えておられたのです。

ともかく子どもたちに戒名料の負担をかけたくないので
生前に戒名を授かることができるなら授かりたいらしく
それが難しいなら自分で考えようかとのことでした。

戒名は戒を受けた仏弟子の証しとして授かるものなので
多くの宗派ではお師匠さまのもとで授戒という儀式を
受けたうえで戒名を授かるという流れになっています。

ただ、もしも生前に戒名を授かっていたとしても
お葬式でそのまま用いることができるかどうかは
宗派やお寺さんによって考え方が異なってきます。

また、ご自身で考えた戒名についても同じことで
そのまま受け入れられる場合もあれば、あらためて
儀式を経て授かる必要があることも考えられるでしょう。

以前、ご自身で考えた戒名でお願いしたいという
ご相談を受けたことがあったのですが、そのときは
菩提寺さまに先にご相談くださいとお伝えしました。

菩提寺さまがご要望をご了承くださったようで
ご遺志の通りの戒名のままで菩提寺さまの代わりに
お葬式をおつとめさせていただいたご縁がありました。

今回のお話を伺いながら感じたのは、戒名にまつわる
ことが悩ましいというよりも、お葬式をお願いした
お寺とのご縁にモヤモヤ感が残っていたことでした。

安心して気軽に相談できるお寺とのご縁があれば
生前に戒名を授かっておかないといけないと
思われるようなことはなかったのかもしれません。

「またお願いしたい」と思っていただけるよう
一つひとつのご縁を大事に育んでいくことって
大切だなぁとしみじみ感じたご相談でした。