なぜ止まれなかったのだろうか
2026年8月17日(月)

昨日の午前中でお盆の棚経が一段落したので
さっそく先月末に公開された映画『開戦前夜』を
観に行ったらけっこう座席が埋まっていました。
先日、映画『急に具合が悪くなる』を観たときに
流れていた予告編を見た時点で興味津々だったのですが
SNSでも宣伝で見かけるたびに気になっていました。
真珠湾攻撃を実行するまえに秘密裏に集められた
エリートたちがアメリカとの戦争の行方について
シミュレーションしていたというのは驚きました。
どう足掻いたところで圧倒的敗北しか導き出せない
という結論を、コンビューターがなかった時代に
膨大な資料をもとに分析していたことも驚きでした。
国力や資源について分析して出てきた資料のなかで
資源を輸入するための船舶が減っていく一方で
そこが最大の弱みになるというのは目から鱗でした。
戦争になったら必ず負けると分析ではわかっていたのに
なぜ戦争に突き進んでしまったのか…という問いが
この映画から一番考えさせられたところでした。
議論や分析から導き出された事実よりも、その場の
空気や同調圧力のほうが優先されてしまう場面は
日本の組織では今でも少なくないように思います。
この映画は、真珠湾攻撃の直前そのものだけでなく
組織が何に呑み込まれてどう判断を誤ってしまうのか
ということを深く考えさせてくれる作品でもありました。
この映画をご覧になった方は、どんなことを
感じたり考えたりしたか、ぜひ聞かせてください♪