間にあるのは境界線かグラデーションか

2020年9月17日(木)

200917
昨夜は宮口幸治『ケーキの切れない非行少年たち』を掲げて読書会に参加しました。
オンライン開催3回目で今回は「●●と●●の間」というテーマ設定でして
今回初となる新しい顔ぶれの方もいらっしゃいましてステキな2時間でした。

前回も前々回も1時間強の開催時間で画面越しに対話する時間を持ちました。
オンライン上の印象が実際に会ったときにも同じとは限らないでしょうが
2時間程度でも3回目の顔合わせ親しみが湧いてくるのは興味深い感覚でした。

私は今回のお題に対して「“普通”と“普通じゃない”の間」という設定にしました。
皆さんとの対話を重ねていく中で印象的だったのは「間って何だろうか」です。
明確な境界線をイメージの一方でグラデーションのようにつながっている場合もある、と。

何かあるとつい二項対立的に考えがちですがそれってアヤシイことも多いと思います。
白か黒かで議論しても限りなく黒に近い白などグレーゾーンがたくさんありますからね。
それでもって世の中には白と黒を対極とするグレーの他にも数多の彩色があるんですよね。

この「間って何だろう」はしばらく思考しながら愉しみたいと思います♪