架空請求は未遂なれども

2018年12月3日(月)

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便利で手軽に使っているクレジットカードの請求書に謎な使途がありました。
夏場に気づいたのですが3ヶ月にわたり1件ずつ海外からの請求が計上されていたのです。
年に1度も使うことがなくて眠ったままにしていたクレジットカードでした。

いずれも身に覚えがないのでカード会社に問い合わせて照会してもらうことにしました。
照会と同時に即座にカードを解約して更なる謎の請求を阻止して調査の回答を待つこと数ヶ月。
先ごろ「海外利用の件について現地への申し立てが成立し売上取消となった」と無事返金されました。

被害に遭ったのは航空会社のマイレージ番号を付帯させていた家電量販店のカードでした。
年会費不要だったので発行した後も数年前に数回ほど使っただけで全く持ち歩いていません。
スキミングされたとは考えにくいのでどこでどのようにしてカード情報を入手されたのか全く謎です。

電子決済に舵が切られつつあるご時世であるだけに架空請求が起きた原因がわからないのは不気味です。
「便利」という謳い文句には大いなる脅威が潜んでいるようで何だかゾッとします。
便利になり過ぎるのは、かえって不自由で不便になっていくような気がしてなりません。