晴れるはずの日に湿った歩道で

2018年10月10日(水)

181010
どうも10月10日ときくと体育の日のような錯覚が頭に思い浮かびます。
実際には東京オリンピック開会式にちなみ1966年から日にち指定で定められていました。
2000年からハッピーマンデーになり、2020年からはスポーツの日と名称も変わるそうです。

かつては運動会もこの日に行われていたのですが今では9月とか5月に早まっていたりします。
諸行無常の世の中ですから何ごとも移り変わりゆくのは当然ですが子どもの頃の印象は強く残るものですね。
その体育の日というと、ほぼ晴れるという特異日だといわれていたように思います。

今年は珍しく天高く馬肥ゆる秋というような晴天ではありませんでした。
それでも秋は一歩ずつやって来ているという実感はあります。
雨で湿った歩道に落ちた銀杏ひと粒が目に留まりました。

誰も踏みつぶしてもいないところを見ると落ちたばかりでしょうか。
広島弁で「しごする」という処置を施したら美味しくいただけるのですが。
拾って集めて巡る方がけっこういらっしゃるので、そうした方々のためにそっと残してきました。