淀まず流れて

2018年1月11日(木)

180111
普段は見られない面白い波が川面で揺れていました。
コブが規則正しく並んでうねりながら動いていました。
川船が立てた波が左右の岸から反射して出来たものです。

ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。
淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。
鴨長明が『方丈記』の冒頭に記した光景はどのようであったのでしょうか。

目の前の波に静かに乗って降りたかと思うと次の波がくる。
河の流れのように目に見えなくてもそういうことがあります。
そんなことを感じるような出来事が起きている気がしています。

とはいえ一つひとつのご縁は大切にしていきたいと思います。
導かれるままにご縁に順って素直に動いていくだけのことです。
淀むこともなく流され過ぎることもないよう心がけていたいです。